宅配便ドライバーの裏側

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正月は暇である。


正月は冬なので風邪をひく人が多い。



先輩が風邪をひいた。

熱もあるらしい。


でも、出勤してきた。

先輩はいかに辛いかをアピールしていた。
病気なのに饒舌でよくしゃべる。




正月で暇である。


だから、俺と同乗すると言い出した。

マスクすらしないで同乗すると言ったので、拒否したが”大丈夫だ”と言い強引に同乗することになった。


2区画を一台でやることになった。


僕が運転して先輩は助手席に座ることになった。


横であれこれ命令したり、自慢話をずっとしていた。


運転もするけど、配達も全て僕である。

先輩はただ、助手席で命令したり自慢話をするだけである。




一日の仕事が終わった。

先輩は本当にただ、助手席に座って命令して自慢話をして、自分が風邪でどれだけ辛いかをアピールしていただけである。


時給は先輩のほうがずっと上なので当然、先輩の日当のほうがずっと高い。



次の日、僕は風邪をひいて熱が出た。

そして、仕事を数日休んだ。


治って出勤して、「ご迷惑をおかけしてスミマセン」と先述の先輩と他の先輩たちにお詫びする。


風邪を僕に移したことを先輩は他の先輩に楽しそうに話した。